課題:
第一カッター興業株式会社は1966年、フラットソーイング施工会社としてトップを目指す3人の同級生によって設立されました。国内各地に次々と営業拠点を作り、米国から自走カッターを輸入し、最終的には独自の電動インバーター式カッターマシンを開発することで、飛躍的な成長を遂げています。今日では、600名以上の従業員が、日本全国のインフラ維持修繕現場で、コンクリートその他のカット、洗浄、はつり、取り剥がし工程を支えています。
なかでも11名構成の下地処理部門は、コンクリートや鋼製面の塗膜除去・素地調整や、床面への研削・研磨・切削(はつり)・剥離工程に特化した専門チームとして活躍しています。工事現場の立地よっては、必要な機器・工具をトラックに乗せて、長時間の運搬・移動が必要です。
日々の業務を滞りなく進めるためには、技術者のスケジュール管理に併せて、給油カードとトラックの鍵の管理が必須です。鍵はそれぞれ、何の鍵であるかわかるよう明記されたメモと一緒に、壁に取り付けられたフックに掛けられていました。給油カードと鍵の紛失を防ぎ、利用者の責任の所在を明確にするためには、対策が必要なのは明らかでした。
「仕事の特性上、作業員が昼間・夜間・休日等、常に出入りする環境のため、工事車両の鍵を社員全員で共有していました。鍵を共有しなければならないため、その管理についてはセキュリティがあまく、鍵とリンクしている給油カードの紛失等の危険性が多く、管理方法について悩んでいました。」
Keycafe導入:
初期費用・ランニングコストの低さと、設置・設定が簡単で購入してすぐに導入できそうだった点、全てがKeycafe購入の決め手となりました。
鍵と給油カードを利用する技術者全員に、社員コード番号を鍵へのアクセスコードとして設定し、鍵の受け取りの際にはアクセスコード(社員コード)を入力することで、誰がいつどの鍵を受け取ったか履歴を残しています。鍵の返却はシンプルに、コード入力は省き、Keycafeキーホルダーのスキャンのみでできるように設定されています。
各技術者に固有にコードが割り当てられている為、全ての鍵の受け取りは履歴に残り、誰がいつどの鍵を利用したか、簡単にログを確かめられます。もし返却されていない鍵や、どこにあるのかわからない鍵があれば、誰が最後に利用したかを確認できます。夜間や休日であっても、鍵の貸し出し・管理はKeycafeで自動管理できるので、セキュリティ面の心配なく、柔軟な運用が可能です。
成果:
第一カッター興業株式会社では、スムーズに鍵を利用できる環境を維持しつつKeycafeを導入できるよう、マネジメントが事前に導入計画を練り、社員への負担なく鍵の利用・管理関するセキュリティ強化を成し遂げています。
Keycafeの導入成果については「期待通りでした。」との評価を下地処理部門 仙田様から頂いています。